ねむりたりない

にんげんは1回目なので

ずるい話

卑怯者だから浮気をしてきた。Tinderで会った30歳の関西出身の男の人に新宿で高いお肉食べさせてもらって歌舞伎町のホストやキャバ嬢が自身のためにいろいろな夜を過ごしたであろうホテルでえいやっと自分を投げ捨ててきた。どんなに気が楽だっただろうか。穴としてでも必要とされるという事、求められることはとても居心地が良かったし、罪悪感もなかった。

タバコを吸っても、化粧を落としても、可愛いと言われる心地よさに気が狂うかと思った。そして私が都合よく使った30歳の彼もまた優しい人だった。化粧を落とした私を見て「化粧してなくても可愛い」と言い、そのことに対して自分で「こういう言い方は女子は嬉しくないんだよね。ごめん。すっぴんも可愛いよ」と言い直す優しさ。私は化粧をしていない状態では可愛いとは言えないだろう表情をしていただろうに、ただ抱きたいがためにそれを言ってくれる優しさが心地よかった。好きとか嫌いとかそう言うとを言われたいのではない。必要とされている様な気がして、承認欲求が満たされた。

そして私はとても卑怯だ。彼氏では手に入らない心地良さを他人から得ることで自分を誤魔化そうとしたのである。さらに原因を作ったのは自分であり、彼氏に面倒なことを言って、疎ましがられて関係を終わりにしたいと言われた腹いせに知らない男に抱かれてきたのだ。ずるくて醜い。私はそういう女だ。必要とされたい。承認欲求の大きさと自己肯定感が噛み合っていない情けない女なのだ。

お付き合いというものは二人で関係を築き上げていくものなのだからお互いが妥協できる関係性をなんて言いながら自分のエゴを通そうとしているだけだし、一緒にいても寂しい理由は彼の素っ気なさにもあるだろうが、そうさせてしまう程度の人間だということも理解せずに隣にい続け要望を通そうとする図々しさが呆れられる原因なのかもしれない。

他人と一晩を過ごして彼氏の良さがよりわかった気がする。求めてくれない彼氏に惨めさを見出してしまうが、それでも隣にいてくれる優しさに私は酔っていたいのだ。そんなことを感じたものだから急に関係を改善させたいと思って連絡を取ってみたり、SNSでごめんね、仲直りをしようと呼びかけたり本当にみっともないのだが、それでも隣にいたいと思ってしてしまう人で隣にいてほしいからしてしまうことなのである。

浮気をしておいて、それを黙って無かったことにして元通りに戻りたいのである。全部、ずるい。

そして、関係性を戻すことが出来たならば、彼にバレることなく愛情を分散させたいとも考えている。重たいと思われてしまうくらいなら愛情を分散させて浮気をしていればいいと思う。それで誠実かどうかはさておき、彼との関係をより良く保てると思う。彼が私に向き合ってくれて過ごし方や関係性についてディスカッションしてくれる様になったらそういうのやめたいな。

Tinderでアメリカ人ハーフから重たすぎる愛情表現をされてげんなりしている。他人にされて初めてわかるから、他人のふりみてわがふり直せというのはマジ。

椿屋四重奏のこの曲の歌詞がめっちゃしんどくて好きなので、歌詞を書き写して泣きそうになったりした。情緒不安定だけど、まだ元気です。

シンデレラ

シンデレラ

  • 椿屋四重奏
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes